NY・メトロポリタン美術館の裏側
【映画の話】
メットガラ ドレスをまとった美術館 |
ニューヨークのメトロポリンタン美術館(MET)服飾部門により毎年開催される企画展。
本作は2015年開催「鏡の中の中国」の舞台裏に迫るドキュメンタリー映画。
見どころ1「プロでも分からない "ファッション" とは何か」
企画を担当するMET服飾部門キュレーターのアンドリュー・ボルトンと
VOGUE編集長アナ・ウィンターにより、
これまで多くのファッションデザイナーを魅了してきた
「中国の文化と美意識」が紐解かれる。
企画展で展示されるのは、中国にインスパイアされた有名デザイナー達の服=作品。
ボルトンが展示作品を選定する中で直面した「ファッションはアートか?」という疑問。
「中国」がテーマであるため避けられない「政治問題」。
この映画を観るにあたってファッションへの知識は不要。
”スポーツや政治"
ニュースで見聞きする話題に、実はファッションも関係していることに気付かされる。
見どころ2「本当にノンフィクション? 目まぐるしい展開」
展覧会前日に開かれる祭典「メット ガラ」
主催アナにより選ばれたセレブやファッション業界人が一堂に会し、
その様子は世界中から注目を集める。
メトロポリタン美術館/会場へと通じるエントランス (米・ニューヨーク)撮影:2017年 |
ガラは席料2万5000ドル(約275万円)と高額だが、
アナの手腕により用意された600席は毎年即完売する。
彼女はあるゲストに出演を依頼するが、そこで大きな障壁が立ちはだかった。
展覧会開催までに立ちはだかる数々の障壁。
二人のファッションに捧げる情熱が、立場や国を超えて人を動かす。
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